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光を導く高低差を活かした家

KOMUTEN MADE #16

KOMUTEN MADE #16

閑静な住宅街にある、南側が高く北側が低い特殊な敷地。
この高低差を克服し、良好な住環境を確保するため、日射が限られる1階を個室、日当たりに恵まれた2階にLDKを配置するプランを採用しました。
これにより、土地の個性を最大限に活かし、光と風を住まいに取り込んでいます。

外観は、周囲に溶け込むよう開口部を調整し、静かで落ち着いた佇まいに。
宙に浮いているかのような中性的なグレーの外壁と、シンプルな切妻屋根が、デザイン面でも住まいのシンボルとなっています。
2階に広がっているのは、勾配天井をそのまま活かした開放的なLDKです。
豊かな空間は光を柔らかく拡散し、印象的な陰影を描き出します。
中心に配された丸柱は、構造的な要でありながら、空間に奥行きと安心感を与える象徴的な存在です。
また、2階は洗面所を中心に回遊できる間取りとすることで家事効率を向上。
1階の個室は通りからの視線を避けるため、高窓を採用するなど、細やかな配慮が随所に施されています。

丁寧なプランニングとこだわりの仕上げが、この家に住むご家族の暮らしを豊かに彩る、心地よい住まいとなりました。

建築概要
[建築地] 千葉県松戸市東平賀
[敷地面積] 107.69㎡(32.58坪)
[延床面積] 97.56㎡(29.51坪)
[工法] 木造在来軸組工法