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災害に強い家づくりのために。立地とプランのポイント

自然災害と共に暮らすという視点


地震、台風、大雨……自然の影響を強く受ける日本において、住まいに「災害への備え」は欠かせません。

防災グッズを用意するのと同じように、「住まいそのものを災害に強くする」ことは、家族の安全と安心に直結します。

ハイテク設備を入れることも選択肢の一つですが、実は「土地の選び方」や「設計の工夫」といった基本こそ、防災住宅の土台となります。

今回は、家づくりの初期段階で意識したい「立地とプランニング」の考え方をご紹介します。

 

災害リスクを減らすために、知っておきたいポイント


1.土地選びで変わる住まいの安全性

同じ地域内でも、地形や標高の違いで災害リスクは大きく変わります。

たとえば、洪水・土砂災害・液状化の危険性を示すハザードマップは、土地探しの際の強い味方。

事前に必ず確認しましょう。

また、現地を訪れて水はけの様子や地盤の状態を自分の目で確かめることも大切です。

避難所の位置や避難経路、病院の距離なども「もしものとき」に備える判断材料になります。

2.設計で変わる建物の耐震性

建築基準法により、すべての住宅には一定の耐震性能が求められています。

しかし、さらに高い安心を求めるなら、耐震等級3の取得や、制震・免震といった工法の導入も検討できます。

間取りに関しても注意が必要です。たとえば、吹き抜けや大開口などは人気のあるデザインですが、構造的には注意が必要な部分でもあります。

耐震性とデザインを両立させるには、経験ある設計士との連携が不可欠。

安心と美しさを両立させる家づくりを目指しましょう。

 

災害に備える暮らしは「日常」の中に


どんなに構造が強い家でも、備蓄や非常時の計画がなければ、万全とは言えません。

たとえば、非常用の食料や水、ライトなどをまとめて収納できるスペースを、最初から間取りに組み込んでおくと便利です。

また、太陽光発電や蓄電池の導入は、停電時にも電力が使えるという安心感をもたらします。

住まいに「もしも」の備えを自然に組み込むことで、暮らしそのものが災害への対応力を持つようになります。

大切な人の命を守る家づくりをご一緒に


斉藤工務店では、耐震・防災の視点を持ったプランニングを重視し、1棟1棟ていねいに家づくりを行っています。

「土地選びってどう進めるの?」
「防災のことまで相談できる?」

といったお悩みも、どうぞ気軽にお聞かせください。

モデルハウスでは、構造の工夫や防災設計の実例をご覧いただけます。

ご家族の安心を支える住まいづくりを、私たちと一緒に始めませんか?

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