広ければ快適?リビング設計の意外な盲点
住まいの打ち合わせで、リビングの広さに迷う方は少なくありません。
モデルハウスやSNSで見かける広々とした空間に憧れて、
「できるだけ広くとりたい」
と考える方も多いでしょう。
ですが、広さが暮らしやすさに直結するとは限りません。
ただ広いだけのリビングには、実は見落としがちな落とし穴もあるのです。
家具の置き場所が定まらず空間を持て余したり、冷暖房が効きにくくなったり、せっかくの空間が思うように活用できないケースも。
重要なのは「広さ」そのものではなく、「どんな時間を過ごしたいか」という視点です。

生活スタイルに合わせてリビングを設計する
心地よいリビングづくりの第一歩は、ご家族の暮らし方を具体的に思い描くことです。
・家族で映画やテレビを楽しむ時間が長い
・来客が多く、みんなで食事を囲む機会が多い
・ キッチン・ダイニングと連動したオープンな空間にしたい
・リビング内に在宅ワークのスペースや子どもの遊び場をつくりたい
など、どのようなシーンが日常にあるかによって、求められる広さや形は変わります。
たとえば、4人家族であれば16〜20畳前後が一つの目安とされますが、これはあくまで参考値。
ご家庭によって「ちょうどいい広さ」は異なります。

リビングだけ広くても、家全体が快適とは限らない
空間の配分を誤ると、他の場所にしわ寄せが来ることもあります。
たとえば、リビングに多くの面積を割いたことで収納が不足したり、寝室や水まわりが窮屈になってしまったり。
日常の使いやすさを左右するのは、空間全体のバランスです。
そのため、間取りを考える際には「家全体をどう使いたいか」という視点が不可欠です。
暮らしを丁寧にヒアリングし、最適な間取りをご提案します
斉藤工務店では、ご家族のライフスタイルをじっくり伺いながら、リビングの広さだけでなく、住まい全体のバランスを考えたご提案を行っています。
「広いリビングに憧れるけれど、自分たちにはどれくらいが最適なんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度モデルハウスにお越しください。
図面では伝わらない空間のスケール感や居心地を、実際に体験しながら一緒に検討してみましょう。
暮らしに本当にフィットする間取りづくりを、私たちと始めてみませんか?