住宅ローンの金利、どう決める?将来の安心につながる賢い選び方

家づくりを考えるとき、最も悩ましいのが「住宅ローン」のこと。
家づくりを考えるとき、最も悩ましいのが「住宅ローン」のことです。
その中でも、「どの金利タイプを選ぶか」は、住宅ローンの総返済額や将来の家計に大きな影響を与えるため、慎重に考えるべきポイントです。
同じ借入金額でも、金利の違いによって返済総額が数百万円変わることも。
単純に「低金利だからお得」と飛びついてしまうと、将来的に予想外の負担が発生するリスクもあります。
今回は、住宅ローンの代表的な金利タイプと、それぞれの特徴・注意点をご紹介します。
金利のタイプは大きく分けて3種類
住宅ローンには主に3つの金利の仕組みがあります。それぞれの特徴を理解し、自分たちの将来設計に合ったものを選ぶことが大切です。
1.全期間固定型:長期的な安心感を重視したい方に
借入時に設定された金利が、完済まで変わらないタイプ。将来の金利変動に左右されないのが魅力です。
メリット▼
・返済額が一定なので、家計管理や資金計画が立てやすい
・金利が上がっても影響を受けない
注意点▼
・初期金利がやや高めに設定されることが多く、短期的には負担が大きくなる場合も
2.変動型:初期負担を抑えたい方に
半年ごとに金利が見直され、市場金利に連動して変動するタイプ。現在の金利が低い局面では、特に選ばれやすい金利です。
メリット▼
・スタート時の金利が低く、返済の負担が軽くなる可能性がある
・金利が安定している時期は、トータルでの返済額が少なく済む
注意点 ▼
・将来の金利上昇により、返済額が増えるリスクがある
・予測しにくい変化に備えた余裕ある返済計画が必要
3.固定期間選択型:一定期間の安定とその後の選択肢を両立したい方に
3年・5年・10年など、一定期間だけ金利を固定し、その後は変動型か再度固定型かを選べる仕組みです。
メリット▼
・固定期間中は返済額が一定で安心
・将来のライフステージに応じて、再選択ができる柔軟性がある
注意点▼
・固定期間が長いほど、金利が高めになる傾向
・期間終了後の金利が大きく上昇していると、返済額が増える可能性も
金利選びで重視すべきは「将来への見通し」
金利タイプを決めるうえで大切なのは、「今の金利が安いか高いか」ではなく、自分たちの暮らし方や家計計画にフィットしているかどうかです。
例えば――
・今後の転職や転勤の可能性
・教育費のピークが来るタイミング
・夫婦の収入の変化
・ 繰上げ返済を考えているかどうか
こうした要素を総合的に踏まえて、長期的に無理のない返済計画を立てることが、住宅ローン選びでは欠かせません。
「借りられる金額」より「返していける金額」を基準に
住宅ローンは、つい「どれだけ借りられるか」を基準に考えがちですが、本当に大事なのは「どれだけ無理なく返していけるか」。
今後のライフイベントも見越しながら、余裕ある資金計画を立てておくことで、家を建てた後の暮らしもずっと安心です。
お金の不安も、一緒に解決できる家づくりへ
斉藤工務店では、住まいのデザインや性能はもちろん、住宅ローンの組み方や資金計画までトータルにサポートしています。
モデルハウスでは、家づくりのご相談だけでなく、住宅ローンの金利選びについても、個別にアドバイスを行っています。
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